子どもみんなプロジェクト

ご挨拶

清水 栄司

子どもみんなプロジェクトは、子どものこころの発達に関する今日的な問題を踏まえ、研究者と教育関係者による連携体制(プラットフォーム)を構築するとともに両者の協働による研究・教育実践活動を行うことを通じ、研究者、教師だけではなく、すべての子どもに関わる人が集まり、すべての子どもの健全な発達に資することを目指した事業を推進することを目的としております。

子どもみんなプロジェクト(第一期)は、文部科学省の「情動の科学的解明と教育等への応用に関する調査研究協力者会議」の提言(平成26年7月)を受けて、文部科学省委託事業「いじめ対策・不登校支援対策事業―脳科学・精神医学・心理学等と学校教育の連携の在り方に関する調査研究」(平成27年度~令和元年度)として大阪大学大学院連合小児発達学研究科の片山泰一教授を中心に、大阪大学、武庫川女子大学、金沢大学、浜松医科大学、千葉大学、福井大学、弘前大学、中京大学、鳥取大学、兵庫教育大学の10大学コンソーシアムと連携する教育委員会(青森県、千葉県、千葉市、柏市、館山市、静岡県、浜松市、磐田市、大府市、石川県、福井県、大阪府、池田市、兵庫県、西宮市、鳥取県)により実施され、様々な成果を出してまいりました。

子どもみんなプロジェクト(第二期)を推進するため、文部科学省の支援により、千葉大学の「子どものこころを守る対人援助教育学による世界水準の次世代型人材育成」戦略のもと、令和2年度から、千葉大学子どものこころの発達研究センターに対人援助教育部門を新設し、本プロジェクト(第二期)の事務局としての役割を担うこととなりました。

子どもみんなプロジェクトの意義を理解していただけます大学、研究機関、教育委員会等の幅広い方々の参加をいただき、大学等の研究者と教育委員会・学校等の教育関係者の協働による事業を進めていきたいと思っておりますので、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

千葉大学子どものこころの発達教育研究センター長 清水栄司

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