イノベーションマインド認知行動療法

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イノベーションマインド認知行動療法のコンセプトについて

清水栄司

認知(考え)と行動と感情の悪循環のパターンを同定し、バランスをとることで、感情を含む様々な問題の解決につなげる科学的根拠を有する精神療法(心理療法)である認知行動療法に関しては、これまでは、うつ病や不安症などの精神疾患の治療や予防という観点で広く用いられていた。

「イノベーションマインド認知行動療法」は、ポジティブ心理学のコンセプトのもと、健康な人の「不安を安心(心理的安全性)に変える」横軸と「うつ(うんざり)をインスピレーション(わくわく、関心)に変える」縦軸を考え、学校や職場、組織で居心地良く(安心で)、インスパイアされるポジティブな感情を向上させるスキルを身につけることを目指す。

そして、ごくごく少数の天才が起こす大きなイノベーションにばかりとらわれてしまって、見逃していた、毎日の生活の中で、自分自身が起こしている小さなイノベーションをとらえられるようになり、その積み重ねが未来の大きなイノベーションにつながることを理解したマインドを組織の一人一人のマインドセットとして醸成することで、幸福感と生産性を高める認知行動療法を新しく「イノベーションマインド認知行動療法」として、提案する。

イノベーションにつながるような組織風土、一人一人の心構えの活性化を促す認知と行動と感情のパターンの変容法に関するスキルトレーニングの方法を明らかにすることは、非常に意義深いものと考えている。

清水栄司
(千葉大学大学院医学研究院認知行動生理学)

イノベーションマインド認知行動療法のコンセプトについて